生活習慣病外来Lifestyle-related Disease
生活習慣病とは
「成人病」は、がん・脳卒中・心疾患のいわゆる三大成人病のほか高血圧・糖尿病・肝臓疾患・腎臓疾患など、主に中年から発症してくる病気の総称として考えられました。
しかし、近年、成人病といわれてきた疾患の多くが成人だけでなく小児にも広がってきました。これは、食事の問題や運動不足など生活習慣の慢性的な乱れに伴って生じた現象と言えます。
つまり、これまで加齢に伴って発症すると考えられてきた成人病の多くは生活習慣が発症に関与する「生活習慣病」であると考えられるようになりました。
食生活や運動習慣、喫煙、飲酒などの生活習慣により引き起こされる病気をまとめて生活習慣病と総称し、これには大腸癌、高血圧、高脂血症、糖尿病などが含まれます。特に大腸癌は近年日本で増加傾向にありますので注意が必要です。
進むと後戻りできない生活習慣病
肥満、高血圧・高血糖・高脂血症のうち、3つ揃ったらメタボリック。でもこれら4つ全部が揃った状態を「死の4重奏」などという恐ろしい呼び方もされています。
生活習慣病は痛みなどの自覚症状がないまま進行する為、気がついた時には後戻りできないこともあります。
- 食生活の乱れ
- 塩分の摂りすぎ
- 脂肪の摂りすぎ
- 運動不足
- たばこを吸う
- 過剰な飲酒
- 休養がとれない
これらの不健康な生活習慣が続くと注意が必要です!
当院では、生活習慣病に対する検査、食生活に関する相談を承っております。気になる方はぜひご相談ください。