当院の胃カメラの特徴
当院では、少しでも苦しくなく検査を受けていただけるよう、内視鏡検査への深い造詣と緻密な技術を持つ専門医が検査を担当しています。
また、開院30年の中で培った様々な工夫を施し、次世代型の内視鏡機器を設置し、僅かな異常も見流さない精確な検査を提供しています。
令和6年度からは、40歳以上の方(国保)の胃カメラが無料となったため、当院での『すこやか健診』で『胃がん検診』まで兼ねることが可能となりました。
内視鏡診断・治療経験ともに豊富な2名の消化器のスペシャリストが、苦痛が少なく、精度の高い検査を実現します。

当院での胃カメラは、胃腸疾患への深い知識と高度な内視鏡技術を身に付けた、経験豊富な胃腸の専門医が担当します。
数多くの内視鏡検査の経験や実績から、苦しくないカメラの操作方法を熟知しており、苦痛の少ない検査を実現します。
また、がんを適切に早期診断するためには、十分な経験や知識、検査時における様々な工夫が必要となりますが、胃腸疾患に精通したベテラン内視鏡医ですので、早期がんの発見やがん予防のノウハウを生かして、精確な検査が可能です。

精密な内視鏡検査を実現するために、当院では解像度の高い内視鏡スコープと内視鏡システムを導入しています。
当院では内視鏡の2大メーカーである「富士フィルム」と「オリンパス」それぞれの上位機種を導入し、両者のメリットを最大限に生かした検査体制を整備しております。
これらにより、わずかな異常や小さな病変も見逃さない、精密な内視鏡検査を実現しています。

当院では、一人でも多くの方に安心して苦痛なく検査を受けて頂けるよう、常に適した検査体制を『追求』しています。
検査時間を短くするための工夫や、検査後のお腹の張りを軽減するCO2送気システム、恐怖心を和らげる鎮静剤など、少しでも楽に検査を受けて頂ける体制を整えています。過去に検査で苦しい思いをされた方や、検査が初めてで不安な方は、鎮静剤を用いて、ウトウトした状態で検査を受けて頂くこと。

胃カメラが苦しい原因で、特に辛いのは太い経口スコープが、舌根部を圧迫することにで起こる嘔吐反射です。
当院では鼻から5.4mmの細いスコープを、舌根部を通過せず挿入しますので、嘔吐反射が起きづらく、検査中に説明を受けながら画面を見ることが可能です。
また当院の経鼻内視鏡は、微細でありながら経口内視鏡に匹敵する高解像度のハイビション画像を実現した次世代型カメラを導入しています。これにより経口内視鏡と比較しても遜色ない、正確な診断が可能です。

当院では胃腸疾患に精通した専門医が、がん予防や微小病変の早期発見のノウハウを生かして、専門医の視点から一歩踏み込んだ健診を行っています。
健診の胃カメラを通じて、一人ひとりの胃の状態を把握することで、将来の胃がんのリスクを評価し、個別にがん予防や今後の診療計画を提案します。
一人でも多くの方に検査を受けていただけるよう、「土曜日の内視鏡検査」や「胃・大腸カメラの同日検査」にも対応しています。

当院はこれまでの診療実績から「広島県胃がん医療ネットワーク」に認定された連携施設です。
万一、健診などで食道がん・胃がんなど入院での治療が必要な病気が見つかった場合でも、迅速に連携施設へ紹介し、入院治療を受けていただくことが可能です。東広島医師会や地域での長年の診療を通じて、各医療機関ともネットワークを構築していますので、診断から治療、治療後のフォローアップまで、切れ目のない迅速な対応が可能です。
健康で長生きするためには、がんの予防・早期発見が重要です
食道がんや胃がんは早期段階で発見することができれば、90%以上の非常に高い確率で治癒することが可能です。しかし初期は自覚症状が乏しいため、定期的な内視鏡検査を行うことが重要です。また、内視鏡で胃粘膜の状態を診断・治療し、がんを予防したり、前がん病変の段階で診断し治療することも大切です。
一方で、多くの方にとって、内視鏡検査はまだまだハードルが高いのが現状です。そんな苦しい検査だからこそ、少しでも負担の少ない検査を常に追求し続けたいと考えています。そして、ひとりでも多くの方の病気を予防、早期発見・治療し、健やかで充実した人生のサポートをしたいと思います。
胃内視鏡検査が必要な方
あなたの食道や胃は大丈夫ですか?日本人は欧米人に比べて胃がんが多い人種です。
胃カメラで、がんの早期発見ができれば、非常に高い確率で治癒することが可能です。
- 胃透視(バリウム検査)で異常を指摘された方
- 慢性胃炎がある方
- 家系に胃がんがある方
- ゲップや胸やけ腫瘍や吐き気がある方
- いつもみぞおちの部分がスッキリしない方
- 40歳以上の飲酒・喫煙をされる方
- 健診の血液検査でペプチノーゲンの異常・ピロリ菌陽性と指摘された方
- 体重が急激に減少(1ヶ月で1kg以上)した方
- 以前、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・びらんを指摘された方
- 最近食欲がなくなった方
- 胃もたれのある方、喉のつまりや異常感がある方
- 貧血のある方
検査の流れ
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検査前日
常用薬は服用してください。夕食は軽めに夜9時までにお済ませください。それ以降は水などは構いませんが固形物は食べないでください。
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検査当日
高血圧、心臓の薬、ぜん息の薬は一口か二口の水で服用してください。それ以外の薬は前もって医師にご相談ください。検査が終わるまで朝食などの飲食はできません。喉の渇きがヒドイ場合は一口程度の水分摂取は構いません。
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ご来院
検査予約30分前にはご来院ください。検査時に胃の動きを止める薬を使用する場合があります。鎮静剤を使用する場合はご自身の運転でのご来院はお控えください。
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検査準備
検査直前の状態を問診ほかバイタルサインでチェックします。
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06
検査
鼻のとおりを良くするために鼻腔にゼリー状の麻酔薬を注入します。細くてやわらかいチューブに麻酔薬を塗り、鼻腔に挿入し局所麻酔をします。
鼻からカメラを入れ検査開始です。鼻の麻酔を十分に行うことによって、鼻の痛みや喉の違和感がほとんどなくなり楽に胃カメラの検査が受けられます。 -
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検査結果の説明
鎮静薬を使用した場合は、検査終了後リクライニングチェアーで休みます。鎮静薬を使用していない場合は、検査室で検査後すぐに撮影画像を見ながら検査結果の説明が受けられます。組織をとった場合は後日結果説明となります。約1週間後にご来院頂くことになります。
検査費用
スクロールできます
メニュー | 保険1割負担 | 保険3割負担 |
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観察のみ | 2,000円 | 8,000円 |
顕微鏡検査を含む | 3,000円 | 9,000円 |
ピロリ菌検査を含む | 3,500円 | 10,500円 |