ワクチン接種

Vaccine

ワクチンの種類・料金一覧

麻疹ワクチン 6,260円
風疹ワクチン 6,270円
おたふくかぜ
ワクチン
6,000円
水痘
(みずぼうそう)
ワクチン
8,000円
MRワクチン(麻疹+風疹) 9,350円
B型肝炎
ウイルスワクチン
(1回〜3回)
各回 5,500円
肺炎球菌
ワクチン
ニューモバックス 7,800円
プレベナー 10,000円
バクニュバンス 10,000円
インフルエンザワクチン 65才以上 1,500円
中学生~65歳未満 3,500円
小学生以下 1回目 3,500円 
2回目 3,000円
コロナワクチン(ファイザー) 65歳以上の東広島市民 2,100円
65歳未満の東広島市民 15,000円
帯状疱疹
ワクチン
シングリックス 
1回目 20,000円 
2回目 20,000円
ビケン 6,500円

各種予防接種について

肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌は肺炎の原因菌として最多で、重症の肺炎を引き起こしやすいとされています。この肺炎球菌に対するワクチンを接種することで、約8割ほどの肺炎球菌性肺炎を予防できます。また、仮に肺炎球菌性肺炎にかかったとしても、重症化を予防できるとされています。
肺炎球菌には90種類以上の型があり、それぞれのワクチンで予防できる肺炎球菌の種類や、予防効果の持続期間が異なります。
現在、肺炎球菌ワクチンには、「ニューモバックスNP」「プレベナー13」「バクニュバンス」の3種類があります。
65歳以上の市民の方は、まずは東広島市が一部を公費負担する「ニューモバックスNP」の接種をおすすめします。

ニューモバックスNP

東広島市の65歳の方に対して定期接種(費用の一部が公費負担)となっている肺炎球菌ワクチンです。
ニューモバックス(23価肺炎球菌ワクチン)は23種類の型に予防効果があり、広範囲に肺炎を予防できます。
一方で、接種から5年が経過すると予防効果が大きく落ちるため、初回接種から5年以上経過した方には再接種をおすすめします。

プレベナー13

肺炎球菌13種類の型に対して予報効果があり、一度のワクチン接種で生涯効果が持続します。
任意接種(全額自己負担)ですので、ご高齢の方や基礎疾患をお持ちの方に「ニューモバックス」との併用をおすすめする場合があります。

バクニュバンス

肺炎球菌15種類の型に予防効果があり、一度のワクチン接種で生涯効果が持続します。
任意接種(全額自己負担)ですので、ご高齢の方や基礎疾患をお持ちの方に「ニューモバックス」との併用をおすすめする場合があります。

RSウイルスワクチン

RSウイルス感染症は、RSウイルスによって引き起こされる急性呼吸器感染症です。主に乳幼児に発症することが多いウイルスですが、ご高齢者や基礎疾患を持っている方が感染した場合には、重症化リスクが高いとされています。
「アレックスビー」はRSウイルスの予防ワクチンで、60歳以上の方には80%を超える有効性が報告されています。
60歳以上の方が接種対象で、1回の接種で、2~3年の予防効果が持続すると言われています。特に高齢者や基礎疾患をお持ちの方、乳幼児と同居されている60歳以上の方は、ワクチン接種をおすすめします。

コロナウイルスワクチン

コロナウイルスワクチンは、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)を予防するために開発されたワクチンです。主に、ウイルスのスパイクタンパク質に対する免疫を強化し、感染や重症化を防ぐことを目的としています。

季節性インフルエンザワクチン

当院では、例年10月ごろより、季節性インフルエンザの予防接種を開始しています。
ほとんどの場合は1週間前後で解熱し、軽快しますが、高齢の方や基礎疾患をお持ちの方は、重症化する場合もありますので注意が必要です。
予防接種で約7~9割の発病予防効果が期待できます。また、仮にインフルエンザにかかったとしても、重症化率や死亡率を下げる事が可能です。
毎年冬より流行が始まり12月~2月にかけて流行のピークを迎えますので、11月下旬から12月中には接種を完了しているのが望ましいでしょう。
なお、小学生のお子様(13歳未満)は1回のワクチン接種では十分な効果が期待できないため、2回の接種が推奨されています。

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹は、幼児期の感染以降も体内に長期間潜伏していた水痘・帯状疱疹ウイルスが加齢などによる免疫力の低下で再活性化してしまうことで発症します。
帯状疱疹の発症率は年齢とともに高まるため、主に50歳以上を方にワクチン接種がすすめられていますが、炎症性腸疾患患者様などで免疫を抑制する薬剤を使用中の方など、帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の方にもワクチンの接種が可能です。
帯状疱疹ワクチンには、シングリックス(不活化ワクチン)とビケン(生ワクチン)の2種類があり、予防効果や効果の持続期間が異なります。

シングリックス(乾燥組み換え帯状疱疹ワクチン)

最近開発された不活化ワクチンで、2回接種(2ヵ月以上の間隔をあけて半年以内に2回接種)が必要です。
発症予防効果は95%以上とされており、予防効果は10年間持続するとされています。
炎症性腸疾患の患者様で、生物学的製剤/JAKなどの免疫抑制剤を使用中の方もに安全に接種が可能です。
当院は潰瘍性大腸炎で通院中の患者様などが多いこともあり、こちらの接種をおすすめしています。

ビケン(乾燥弱毒性生ワクチン)

昔からある生ワクチンで、1回の接種を行います。
生ワクチンのため、免疫抑制剤を使用中の方には接種できません。
発症予防効果は7割程度で、予防効果は5年間持続するとされています。

受付方法とご来院時に
お持ち頂くもの

予防接種をご希望の方は事前にお電話にてご予約ください。
ご来院後、受付カウンターにて受付を行ってください。
順番をお取りして、予防接種の時間になりましたらお呼び致します。

ご来院時にお持ちいただくもの

  • マイナンバーカード、(健康保険証)
  • 指定の健康診断書がある場合はご持参ください

注意事項

食事や常用薬の服用については、主治医の指示に従ってください。
妊娠中また妊娠の可能性のある方は、一部接種できないワクチンもございますので事前に必ずお問い合わせください。